INTERVIEW
#1
1998年入社
阪急阪神エムテックを選んだ理由
生涯現役を貫くべくエムテックへ
自動車メーカーが運営する専門学校に通っていましたが、周囲はディーラーに就職するのが当たり前という雰囲気でした。整備士としてディーラーに勤務した場合、30代には営業に回るケースがほとんど。
私自身、生涯現役の整備士でいたいと考えていたため、バスやトラックといった大型車両に特化した当社を選びました。大型車両は使用されているパーツも多く、入社当初は苦戦する場面もありましたが、先輩に手取り足取り教えていただいたおかげで、少しずつ成長することができたように思います。
車体をばらしては組み、を繰り返した日々が入社から四半世紀を超えたいまも、現場に立ち続けられる原動力になっています。
仕事における心がけ
“ピンチ”のときこそ基本に立ち返る
私が主に整備しているのは観光バスです。行楽シーズンともなると予備車両もほとんどが出払ってしまうので、修理に時間を費やせないケースも少なくありません。そこで意識しているのが、一見すると難しく感じられる修理でも基本に立ち返って考えてみること。エンジンチェックで異常のランプが灯ったものの、ふたを開けてみればセンサーの汚れが原因だったというようなことはよくあります。
いまや「パソコンが走っている」と表現してもいいほど、車両の電子化が進んできましたが、そこは周囲と情報共有しながら乗り越えています。
阪急阪神エムテックで働くメリット
堅苦しさのない、支え合える風土が自慢
整備士の世界というと、どうしても堅苦しい職人肌の人が多いイメージがあるかもしれませんが、エムテックはとてもフラットな雰囲気。日頃から誰もが勉強を欠かすことなく、困ったときには協力して問題を解決できる体制ができています。
また、京阪神間に多く立地する他の工場との連携もスムーズ。ハード面に関しても、すべての工場にリフトが設置されているので作業効率が高まり、ストレスなく仕事に打ち込むことができます。福利厚生をはじめとする阪急阪神グループならではのサポートも、温かい職場環境につながっているのかもしれません。
これからの目標
“この人に聞けば大丈夫”を目指して
長年、この会社で働いてきたなかで成長を感じるのは、相手の視点に立って考えられるだけのゆとりができてきたことです。若手時代は目の前の整備をこなすだけで精一杯でしたが、徐々に段取りの良さが身についてきました。
そうやって周囲に目が向くようになったからこそ、これからは「この人に聞けば大丈夫」と頼られるような人物を目指したいと考えています。かつての自分を思い出しながら、褒めて伸ばすスタイルで部下や後輩に接しつつ、技術者としてさらなるレベルアップを図る。そんな好循環を目標に掲げて、今後も変わらず現場に立ち続けたいと考えています。
OFFの過ごし方
大好きな船釣りでリフレッシュ
休日の楽しみは船釣りです。丹後半島や島根、遠くは石垣島まで出かけたこともあるほど。若いころは大物狙いでポイントを探ったり、釣れすぎた魚を友人に分けたりすることもよくありました。
何より、自分で釣ってさばいた魚を肴にビールを飲むのは至福の時間。これからも細く長く続けていきたい趣味です。