CORPORATE CUSTOMERS
大型車両と小型車両とでは、求められる点検整備のあり方にも違いがあります。車両ごとに最適な手法を選択し、高度な技術で作業を行うことで安全性能を確認するのが、私たちの役割。各部品メーカーとの強固なネットワークも活かし、事故や故障の際にはよりスピーディな部品調達を目指します。
お客様からのご要望にできるだけ迅速に対応するため、ご予約の際に車両の状況をお伺いします。
点検整備はプロの目で細部まで確認し、完成検査にて更なる安全確保に努めます。
阪急バス、阪神バス、阪急観光バス、阪急タクシーなど約2000両の車両について、車検整備・定期点検整備に加え、一般修理や板金修理といったメンテナンスまでを手がける阪急阪神エムテック。日々積み上げてきた豊富な整備実績を下敷きにした当社独自の整備基準で、適切な時期に必要な整備を行うことで路上故障をはじめとする突発的なトラブルの抑制、自動車の長寿命化を図っています。
故障発生時の修理はもちろん、日頃の予防整備も当社の得意分野。使用状況に応じたプラスアルファの整備で、長期的な視点に立った経費節減に寄与した事例もあり、お客様からも好評をいただいています。たとえば、点検時にクラッチディスクの寿命を想定し、事前にオーバーホールを実施しておけば、フライホイールは研磨のみで再利用できる可能性が向上。クラッチが滑り出した段階では、すでにフライホイールは摩耗が進行していて再利用できず、交換費用がかかってしまうケースが多い。このように予防整備の観点による「計画整備」には、故障防止にとどまらないメリットがあります。
路上故障や車両事故といったトラブルが発生したときは、当社整備士が出張対応。当社で対応できない場合はレッカーや協力業者を手配しますので、ご安心ください。
板金修理に関しては、バス、タクシー、トラック等で培った板金・塗装・事故修理・ボディ更新整備のいずれにも高い技術力を誇る工場をフル活用。お客様の要望に沿って、長く乗り続けられる整備を実施します。
創業以来、どの自動車メーカーにも属さない整備専業会社として発展を続けてきた阪急阪神エムテック。ディーラーとは異なり、メーカーや車種を問わずさまざまな車両を整備してきた実績が自慢です。
オーバーホールの分野では、エンジン、トランスミッション、デファレンシャル、ギアシフトユニット、油圧シリンダー、倍力装置(エアーブースター、ブレーキバルブ等)まで、幅広く対応が可能。車検から臨時修理まであらゆる作業を高品質で実現しています。
また、長年の取引実績をもとに全メーカーの部品を迅速に調達でき、積極的に品質改善要求も行っているのも特徴。総勢200数十名規模の自動車整備のプロ集団だからこそ、確かな部品に技術の付加価値をプラスすることができるのです。
ディーラーによる整備と大きく異なるのは、当社独自の整備基準を設定していること。ディーラーの場合、それぞれが自動車メーカーの傘下に属するため、メーカー設定の推奨交換基準の範囲を超えた整備基準を設定しません。その点、独立系の阪急阪神エムテックは、独自に培ってきた実績をもとにお客様が望む管理水準、安全性に応じた整備基準を提案することができます。
※予防整備:一般的に法定点検(車検、3ヶ月点検等)は、その時点での法律に基づく安全性(保安基準適合性)を確認するためのもので、次の法定点検までの車両の安全性を保証するものではありません。車両は数万点におよぶ部品で構成されており、これらが摩耗、損耗や経年劣化によって機能しなくなる前に交換・整備を行うのが予防整備です。年間走行距離10万キロの車両は、3ヶ月点検の間と間に2万キロ以上も走行することになりますが、こうした車両にこそ突然の故障を防止する予防整備が欠かせません。そこで当社では、車種・メーカー・経年・累計走行距離・ご使用状況を確認し、法定点検に加えて実施すべき追加点検や追加整備をご提案。お客様との相談を経て、整備内容を決定します。